外山滋比古さん惜しむ声

愛知・西尾の地元図書館に追悼コーナー

ベストセラー「思考の整理学」の著者で、7月30日に96歳で他界した英文学者、外山滋比古(とやましげひこ)・お茶の水女子大名誉教授は愛知県西尾市出身だった。

外山さんはとにかく派手なことを嫌っていた。日本英文学会の会長に推挙されても辞退し、祝賀会や出版記念会を弟子たちが企画してもやらせなかった。お茶の水女子大時代も『長』には絶対ならないと抵抗していた。

外山さんはうどんが大好物で、名古屋市にあるみそ煮込みうどん屋にも足を運んだ。

故郷の西尾市立図書館では7日、1階ロビーに外山さんの追悼コーナーを作った。累計発行部数が250万部を超えるロングセラーになった「思考の整理学」のほか、「日本語の論理」「老いの練習帳」など貸し出し用に約250冊を集めた。担当者は「朝から関心のある市民が借りていきました」と話した。同館には外山さんが寄贈した著書110冊超を並べた常設展示コーナーもある。