大雨被災者に建て替え資金など低金利融資へ

住宅金融支援機構

住宅金融支援機構は、今回の大雨で被災した人たちを対象に、住宅の建て替えや補修の資金を、通常より低い金利で貸し出すことにしています。

対象となるのは、今回の大雨で住宅が全壊や半壊するなどして、地元の自治体からり災証明書の交付を受けた人で、建て替えや補修をしたり、新たに住宅を購入したりする場合です。

金利は今月中(※2020年7月)に申し込んだ場合は、年率0.44%で、機構で取り扱う返済期間が35年の通常の住宅ローンと比べて、3分の1ほどの金利になります。

この金利での融資の限度額は、新たに戸建て住宅やマンションを購入する場合は2650万円まで、今の住宅を補修する場合は740万円となっています。

機構からすでに融資を受けている被災者に対しては、支払いの猶予や、返済期間の延長などの相談に応じるとしています。