会社四季報夏号で占うコロナ後
デジタル化、EC、衛生意識等がキーワード
デジタル化、5G投資や通信量の増加は、IT大手、システム会社、半導体製造装置などに追い風となるほか、半導体パッケージ、ネット接続サービスなど関連企業の業績を押し上げる。またECの拡大は、保管搬送システムや決済・セキュリティなどネットのインフラ企業にも商機だ。
衛生意識の高まりは、トイレタリー需要を拡大させるし、ドラッグストア大手の業績は最高益を更新する勢い。食料品業界では、巣ごもり消費で袋麺が、健康意識の高まりでヨーグルト類などが伸びる見通しである。またゲームも巣ごもり消費の恩恵を受ける業界と言えよう。