愛知県が11月から宿泊代金を最大で50%割引

近隣県の県民対象

愛知県は11月から、愛知、岐阜、三重、長野、静岡の5県の県民がインターネットの宿泊予約サイトで愛知県内の宿泊施設を予約する際、最大で15%程度を割引するクーポンの発行を始める。国の観光支援事業「Go To トラベル」と合わせ、最大で50%程度の割引となる。

新型コロナウイルス感染拡大で影響を受けた観光産業の支援策の一環。宿泊予約サイト「楽天トラベル」と「じゃらんnet」に登録している人が対象で、宿泊金額や人数に応じて1000~5千円分のクーポンを1人5枚まで入手できる。

県は3億2千万円の予算を確保し、第1弾として、楽天トラベル向けに8千万円、じゃらんに5500万円を用意している。クーポンは11月9日午前10時から、各サイトのクーポン配布ページで発行する。第2弾、第3弾も予定しているが、発行日は未定。

県はこれとは別に、旅行会社が企画した県内ツアー旅行の代金の半分(上限1万円)を助成する事業を11月以降も継続する。この事業は当初、7~10月の予定で展開していた。