中小企業の経営者は、どのように資金を調達
「株式会社社長のきもち」によるアンケート
「現在どのような方法で資金調達をしていますか?(複数回答可)」と質問したところ、『金融機関からの融資や借入(50.5%)』と回答した方が最も多く、次いで『経営者の自己資金(47.4%)』『補助金や助成金(32.1%)』『株式の発行(12.8%)』『クラウドファンディング(5.4%)』『ファクタリング(2.6%)』と続きました。
「資金調達で困っていることを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『補助金や助成金の申請書類の作成(30.1%)』と回答した方が最も多く、次いで『金融機関からの貸し渋り・打ち切り(22.9%)』『担保できるものがない(22.7%)』『資金調達までの時間(21.2%)』『補助金や助成金の打ち切り・終了(16.2%)』『株主や出資者探し(10.4%)』と続きました。
■私の会社はこの方法で危機を脱することができました
・関係する地銀の融資体制が変わり、幸運にも、援助の要請をいただけた
・資金調達で苦労していた時に大きな仕事の依頼があり何とか切り抜けた
・緊急に貸してくれる、地元ではない金融機関を見つけた
・粘り強い交渉で金融機関を説得した
会社の資金繰りへの相談相手は…?本音で話せる相手はいますか?
「会社の資金繰りに関してどのような人に相談していますか?※銀行や金融機関の担当者以外」と質問したところ、『家族(22.1%)』と回答した方が最も多く、次いで『税理士などの専門家(21.0%)』『友人・知人(15.6%)』『会社の役員(14.8%)』『銀行や金融機関の担当者以外にはいない(10.2%)』『会社の従業員(経理や総務など)(6.8%)』と続きました。
資金繰りは会社の経営に関わってくることですが、その悩みを社内にいる役員や従業員の方に相談している方は少ないようです。